Hyundai MotorsportがFIA 世界ラリー選手権・最終戦で1位&2位を獲得!

レース

2022年11月10日(木)~13日(日)に愛知県・岐阜県の各地で開催されたFIA 世界ラリー選手権(FIA World Rally Championship=WRC)の最終戦となるラリー・ジャパンで、Hyundai Motorsportが1位と2位を獲得しました。チームとしては8年ぶり、25回目となる勝利です。

FIA 世界ラリー選手権とは

Photo by Jaanus Ree/Red Bull Content Pool

FIA世界ラリー選手権(WRC)は、サーキットではなく公道を舞台に競技を行う「ラリー」の世界選手権。世界4大モータースポーツ(F1、WEC、インディカー、WRC)の一つで、1973年から続く伝統のあるモータースポーツです。

Photo by Jaanus Ree/Red Bull Content Pool

過酷な道を猛スピードで走るラリーでは、ドライバーと道案内や走行の手助けをする「コ・ドライバー(ナビゲーター)」が2人1組となって戦うのがポイント。クラッシュした際にはドライバーとナビゲーターが協力してマシンの修理にあたるシーンが見られるなど、同レースならではの楽しみ方が満載です。

最終戦となるラリー・ジャパンで1位と2位!

そのWRC最終戦となるラリー・ジャパンが、今年11月に開催されました。ラリー・ジャパンの開催は2010年の北海道での開催以来12年ぶりで、豊田スタジアムを中心に愛知県と岐阜県の各地で行われました。

そして同大会で1位、2位を獲得したのが、Hyundai Motorsport Teamです。

カーナンバー#11のドライバー ティエリー・ヌービル(Thierry Neuville)、コ・ドライバー マルティン・ウィダグ(Martijn Wydaeghe)が1位を獲得。さらに、カーナンバー#8のドライバーオィット・タナック(Ott Tänak )、コ・ドライバーマルティン・ジェルペオジャ(Martin Järveoja )が2位を獲得しワンツーフィニッシュを飾る結果となりました。

チームとしての勝利は2014年のWRC以来25回目、さらにチームとしてはじめて1シーズンで5勝※を達成しました。

(※WRC 2022年 第5戦 ラリー・イタリア サルディニア/ 第8戦 ラリー・フィンランド/ 第9戦 イープル・ラリー・ベルギー / 第10戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ/ 第13戦 ラリー・ジャパン)

WRCは、ラリーが盛んな欧州や南米ではF1にも負けない人気を誇るレース。2023年シーズンも日本での開催が計画されていて、今後も目が離せなくなりそうです。

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